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屋根修理コラム

屋根材
2025年01月07日 [屋根材]

屋根の修理費用はどのくらい?リフォームの相場や修理業者の選び方もご紹介

屋根は、雨風や直射日光のダメージを受け経年劣化が進みがちな場所です。ゲリラ豪雨や台風、地震などの災害により、以下のようなケースで屋根を痛めるケースも増えています。

  1. 室内まで侵入してくる雨漏り
  2. 天井まで浸水していないため気が付かない少量ながら数年に渡って木材部を腐食している雨漏り
  3. 耐用年数10年程と言われている屋根材の下にある防水紙の劣化促進・急速破損での穴開き
  4. 屋根材が経年劣化で反り返り、浮いたところに近年の暴風による屋根材割れ・屋根材落下事故
  5. 経年劣化の早い接合部、鉄・ゴム・接着部へ横からの雨風による浸食〜雨漏り
  6. 重い瓦屋根(1u 60〜80s)と軽くて丈夫な金属屋根(1u 5〜10kg)100u屋根で7トンの差があるため倒壊の危険性は圧倒的に瓦屋根の建物が多い

また、いざ屋根の損傷を見つけたとしても、「修理の方法は?」「どこに頼めばいいの?」「費用はいくらくらいかかるの?」など疑問だらけの方も多いでしょう。

そこで「屋根・外壁の専門家 ヤネプロ」が屋根の手入れや修理についてよくある疑問についてまとめてみました。屋根の修理を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 
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屋根材ごとの屋根修理とメンテナンスのタイミング

屋根の修理は、屋根の材質によって修理の方法やメンテナンスのタイミングの時期が違ってきます。屋根の種類ごとにまとめてみました。

(1)瓦屋根

瓦屋根の瓦は、粘土を高温で焼いてつくられるもので、昔から日本の家屋に多く使われています。耐久性が高いことや部分的な葺き替えができること、また断熱性や遮音性が高いのが特徴です。

しかし、瓦は割れやすく、重みがあるため建物の耐震性に影響を与えることもあります。経年劣化が進行している屋根をそのままにしておくと雨漏りなどのリスクが高まってきます。

瓦屋根は10〜15年

瓦屋根のメンテナンスのタイミングは、10〜15年といわれています。しかし、地震などの衝撃を受けたときや、瓦にコケ・藻が付いたり屋根のたわみやゆがみを見つけたときは、早めに修理を行う必要があります。

(2)金属屋根

金属屋根は、瓦に比べて軽量で耐久性が高いため、近年の住宅に採用されるケースが増えています。金属屋根に使われる素材は、以前は「トタン」が使われていましたが、現在は「ガルバリウム鋼板(ジンカリウム鋼板)」を用いた屋根が主流です。

ガルバリウム鋼板とジンカリウム鋼板は内容物の配合量が違うだけで、同じアルミ亜鉛合金メッキ鋼板でできており、さびにくく、耐久性にも優れています。また、軽量なので家の耐震性に優れているといったメリットもあります。

ガルバリウム鋼板屋根は20〜30年

▲施工後28年経過しても綺麗な屋根

ガルバリウム鋼板は、寿命が20年〜30年以上と長いことから「メンテナンスフリーの屋根材」とも呼ばれています。住宅を長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが必要ですが、特にコストがかかるのが屋根です。長期に渡りメンテナンスの必要がないガルバリウム鋼板屋根は、トータル的にコスト削減につながります。

(3)スレート屋根

スレートは、セメントを材料とする厚さ5mmくらいの薄い板のような屋根材で、一般住宅で使用率の高い屋根材です。スレート屋根は瓦よりも軽量でデザインが豊富、また、屋根の形状にあわせて加工がしやすいメリットがある一方、ひび割れが起きやすいので定期的な防水塗装のメンテナンスが必要となります。

スレート屋根は10〜15年

スレート屋根の防水塗装は、塗料の種類にもよりますが、10〜15年での塗り替えを目安としています。

屋根の修理・リフォームにかかる費用相場

住宅を長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが必要ですが、特にコストがかかるのが屋根だと言われています。実際、屋根の修理やリフォームの費用の相場はどれくらいかかるのでしょうか。一般的なケースの費用相場をご紹介します。

足場の設置費用

屋根の修理工事は、屋根に勾配があるため、基本的には足場を組んで作業を行います。足場の設置費用は、30坪の家で20万円ほど(費用は施工面積など設置条件によって異なる)ですが、この費用の中には塗装や葺き替えなどのメンテナンス代は含まれません。

塗装

屋根塗装は、塗装する面積や塗料の種類によって値段が変わりますが、一般的な費用の目安としては、40坪の住宅の場合で40万円〜80万円が相場と見られています。

葺き替え

屋根の葺き替えは、古い屋根を撤去して新しい屋根に交換する大規模な工事となる上、防水材などの下地が傷んでいる場合は、それらも同時に交換する必要があり、その費用も加算されます。葺き替えの費用の目安は、建物の大きさや条件によって違いますが、一般的な相場で1棟あたり60〜200万円をみておくと安心です。(古い屋根材などの処分費用を含む)

カバー工法

カバー工法は、既存の屋根の上に新品の屋根材を被せる工事のことです。古い屋根材の処分費用が不要なため、葺き替えよりコストが抑えられます。かかる費用は一般的に30坪の屋根の場合で80〜150万円程度と見られています。

部分補修はどのくらいかかる?

屋根のひび割れなどの破損、台風などの災害で屋根の一部がはがれて雨漏りしているといったときには、屋根全体でなく部分的な補修工事を行います。瓦の部分補修、板金交換、貫板などの主な補修工事と費用の目安は以下の通りです。

瓦部分補修

瓦の一部が壊れたときには、壊れた瓦を交換します。なお、壊れた瓦が1枚でも、周囲の5〜10枚程度を一度外して交換します。一般的には、平米単価は1万円〜1万5千円です。(住宅条件によって値段は変わります)

板金交換、貫板(ぬきいた)

板金は、屋根材を固定している金属のことです。貫板は、棟板金を固定するための下地材のことで、浮いていると雨漏りの原因になります。一般的には、貫板の交換が6万円〜12万円くらいで、板金の交換が7万円〜15万円が相場となっています。

漆喰補修

漆喰は、瓦自体を固定したり屋根同士の隙間を埋めたりする重要な役割があります。しかし、漆喰は瓦より耐用年数が短く、瓦が傷んでいなくても、漆喰の劣化で瓦が剥がれて落下したりや雨漏りにつながることがあります。漆喰の補修費用の相場は、一般的な住宅で、5万〜10万円くらいです。

雨樋交換

雨樋は、屋根に落ちた雨水を下に流すためのもので、壊れたり詰まったりすることで、破損した部分から水が漏れてしまい、建物の老朽化を進めることになります。個々の住宅の状況や広さによって変わりますが、費用の目安は6千円〜1万円/mくらいです。

そのほかの屋根修理の費用相場

そのほかの屋根の修理としては、雨漏りや屋根棟の修理があります。

屋根の雨漏り修理の場合は?

雨漏りの修理は、屋根の状態によってかかる費用も異なるので注意しましょう。屋根の一部の補修工事など小規模のものは5万円〜30万円くらい、屋根全体の葺き替えなど大規模修理になれば100万円を超えるケースもあります。

屋根棟の修理をする

屋根棟とは屋根の面同士が合わさる境界部分のことを言い、雨漏りを防いだり、屋内の熱気や湿度を逃す換気の役割があります。屋根棟は、雨風や紫外線の影響を受けやすく壊れやすい場所であるため、定期的なメンテナンスが必要です。

屋根棟の修理内容としては、屋根材の部分修理と一部交換や雨樋・軒天の修理・交換が多く行われています。

屋根材の部分修理と一部交換

葺き替えやカバー工法、塗装などは大がかりな修理になりますが、不具合のある部分だけを補修・交換する場合は費用を抑えることができます。

屋根材それぞれの費用の目安はこちらを参考にしてください。

雨樋・軒天の修理・交換

雨樋は、屋根に落ちた雨水を下に流すためのもので、壊れたり詰まったりすることで、破損した部分から水が漏れてしまい、建物の老朽化を進めることになります。個々の住宅の状況や広さによって変わりますが、雨樋の修理・交換費用の目安は6千円〜1万円/mくらいです。

ヤネプロでは、日本の高温多湿な気候条件や紫外線、衝撃などにも耐えられる雨樋を採用しています。ですが、さらに雨樋を紫外線による劣化から守るためには、定期的な塗装が効果的です。塗装する事によりさらに長持ちします!

雨樋の塗装は、紫外線から保護をする役割を持っています。10年ごとに塗り替えをきちんと行うことで、30年以上長持ちさせることも可能です。

また、軒天は、屋根の外壁より出ている部分である軒先の天井部分やベランダの裏側のことを言います。軒天の張り替えにかかる費用相場は、一般的な修理・交換費用としては、5万円〜15万円ほどとなります。

 
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火災保険で屋根修理が無料になる場合もある?


屋根の修理は、規模が大きくなると100万円を超えるなど、高額になることもあります。修理の理由が劣化ではなく、台風など自然災害が原因の場合は火災保険の適用対象となりますので、契約している保険会社や修理業者に相談してみましょう。

屋根修理に使える補助金・助成金


災害などで屋根が壊れたときの修理に対しては、国や地方公共団体のさまざまな住宅リフォームの補助制度があります。住んでいる地域によって使える補助金や助成金は変わります。「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」というサイトで、住んでいる自治体の制度が検索できます。

屋根修理、工事業者の探し方・選び方

施工写真1 屋根の修理業者は、数多くあります。その中で安心して任せることができる業者を探すためにどんなところに気をつければいいのでしょうか。

相見積もりは必ず取ろう

相見積もりとは、複数の業者から見積もりを取って、金額や内容などを比べることを言います。複数の見積もりを取ることで修理費用の適切な金額が理解できるでしょう。

また、見積もりで金額だけの比較をするのではなく、内容や担当者の説明方法なども参考にして、安心できる業者を探しましょう。

なお、極端に見積もり金額が安い場合は要注意!

工事中に「さらに補修カ所が見つかった」などと言って追加費用が請求される場合があります。見積もりの中の項目について、他社の見積もりと比べて抜けているものがないかの確認も行いましょう。

口コミをチェック

業者を選ぶときには、「口コミ」も参考になります。実際利用した方の投稿で、どれくらい満足できたか、その業者に問題がなかったかなどが確認できます。

厳しい口コミについては、トラブル防止にも役立ちますので、その内容も参考にしておきましょう。

現地調査の対応をみよう

屋根の修理方法やかかる費用については、実際にプロが屋根を見て最適な工法を検討します。その際、担当員に丁寧に対応してもらえるか、好感が持てるか、安心して任せられるかどうか、などをチェックしましょう。

施工実績を確認

施工実績が多い業者は、多くの経験を積んでいるためより効果的な提案と安心した作業が期待できます。自社のサイトに施工事例を掲載しているケースが多いので参考にしましょう。

また、その業者の施工事例を確認するために施工完了報告書などを見せてもらうとより安心です。

必要以上に不安を煽る業者には注意しよう

施工業者の中には、必要以上に不安を煽ったり、即決すれば大幅に割り引きするなどして、急いで強引に契約を結ぼうとするケースがあります。

その場で即決はせず、相見積もりすることをはっきりと伝え、他社の見積もり金額内容について比較することを心掛けましょう。

塗れない屋根はあるの?

塗装できない屋根材があることをご存じでしょうか。主に2000年前後に製造されたノンアスベスト屋根材が該当します。

塗装できない代表的な屋根材7種類
・パミール(1996〜2008年製造)
・レサス
・シルバス
・コロニアルNEO
・アーバニー
・ザルフグラッサ
・セキスイかわらU

これらの屋根材は耐久性が低く、塗装しても効果がありません。むしろ塗装作業によって屋根材が損傷する可能性があります。

塗れない屋根はどうするの?

以下のような方法があります。

カバー工法 既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねる

葺き替え工事 既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材に交換する

これらの工法は塗装よりも高額になりますが、屋根の耐久性を向上させる効果的な方法です。


屋根の劣化が進みすぎると修理方法が限られてしまいます。異変を感じたり、屋根の様子が気になった際はぜひ専門家に早めに相談しましょう。

ヤネプロでは豊富な屋根修理の知見から、お客様にあった屋根修理の方法をご提案します!

まとめ

住宅を長持ちさせるためには屋根の早め早めのお手入れが重要です。

「屋根・外壁の専門家 ヤネプロ」では、皆さんの大切な住宅を守るため、最適な工法をご提案しています。まずは、無料見積もりからお気軽にご相談ください。

 
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Googleクチコミ高評価ありがとうございます。
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