屋根修理コラム
屋根材
2025年01月10日 [屋根材]
外壁塗装で助成金や補助金は使える?注意点や代金を安く抑えるコツを紹介
家の外壁塗装にかかる費用は高額になる場合が多い上、約10〜20年ごとに必要となるため、できるだけ費用を抑えたいところです。
外壁塗装については補助金制度や助成金制度を活用することにより、工事費用を抑えることができる場合があります。
しかし、補助金制度や助成金制度はいつでも誰でも利用できるわけではなく、一定の条件があります。
本記事では、外壁塗装で利用できる助成金・補助金について、各自治体が実施する制度や申請方法、申し込みの際の注意点などについてご紹介します。
外壁塗装で助成金や補助金はもらえる?
外壁塗装の助成金や補助金がもらえるのは、基本的にはお住まいの地域の自治体が実施している場合に限ります。お住まいの地域の制度を確認し、適切な助成金や補助金が受けられるか確認しましょう。省エネリフォームなら補助金をもらえる
環境に配慮したり、光熱費が削減できたりと省エネに貢献した外壁塗装なら補助金がもらえる場合があります。リフォームや塗装の場合は?
多くの市区町村で、省エネ目的ではない一般的なリフォームでも、条件を満たせば助成してもらえるケースがあります。外壁塗装も?自治体ごとの助成金・補助金
外壁塗装に使える代表的な助成金・補助金の制度は、省エネのための住宅改修補助金と一般的な住宅リフォーム資金助成の2種類です。省エネリフォーム
省エネのための住宅改修補助金制度は、断熱機能の高い外壁塗料を使うともらえる場合があります。家を断熱することで、エアコンの稼働が少なく省エネにつながるからです。
また、都心部では省エネだけでなく、ヒートアイランド対策として環境配慮に関する工事で助成されるケースもあります。(ヒートアイランド現象とは、ビルが立ち並ぶ都市部において気温が上昇し、人々の健康や自然環境に悪影響を及ぼすことなど)
一般的なリフォーム
一般的な住宅リフォーム資金助成の例は、以下の通りです。●景観整備のための外壁塗装
●中古物件や空き家活用の外壁塗装
●耐震のための外壁塗装
●防音・防災のための外壁塗装
●長く住み続けるための外壁塗装
●同居・近居のための外壁塗装
金額は自治体によって異なりますが、10万円〜30万円程度のところが多いです。
外壁塗装の補助金はどう探す?探し方
それでは、外壁塗装の補助金や助成金はどうやって探せばいいのでしょうか。主な探し方としては、お住まいの自治体に確認する、サイトを検索、塗装業者に相談するといった方法があります。
自治体のホームページをチェックする
補助金や助成金の有無は、お住まいの自治体のホームページで探してみましょう。お住まいの地域の役所、役場の公式サイトには、補助金や助成金がある場合その制度が掲載されています。
頻繁に最新情報へと更新されるのでこまめに探してみましょう。
うまく探せないときは、お住まいの地域の役所や役場の担当窓口へ直接問い合わせてみるのもよいでしょう。
検索で探す
インターネットで検索して情報を集める方法もあります。「外壁塗装」「助成金」「補助金」「お住まいの地域名」などのキーワードを入れて探してみると見つかるかもしれません。
うまく探せないときは「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」でも情報収集することができます。
地域密着型の塗装業者に聞く
お住まいの地域の補助金や助成金の情報については、地域密着型の塗装業者に相談するのもおすすめです。助成金や補助金は、年度の途中で終了することがありますが、地元の塗装業者は、地元で工事を行っているので「助成金や補助金の有無」「まだ、申し込みは間に合うのか」といった最新情報にも詳しく、頼りになるでしょう。
見積もりを依頼するときに「助成金や補助金があるなら使いたい」「費用を安く抑えたい」といった希望を気軽に伝えてみるとよいでしょう。
外壁で補助金・助成金を使いたい時に注意すること
外壁塗装で補助金や助成金をもらうために気を付けたい注意点について紹介します。工事を始める前に理解しておかないと「補助金や助成金が受け取れなかった」といった事態を招きかねません。
定員数に達すると締め切られることも
外壁塗装の助成金や補助金は、申請期間や予算に上限を設けている自治体がほとんどです。また、期間中であっても予算の上限に達すると受付を締め切られてしまいます。
多くの自治体は先着順で受け付けているので、早めの申請をおすすめします。
自分だけで現状を確認するのではなく、工事を依頼する業者にも最新情報を尋ねてみるといいでしょう。
工事を開始する前に申請する
助成金や補助金の申請は、原則として塗装工事を開始する前に行う必要があります。すでに完了した外壁塗装工事について、後になってから助成金や補助金の存在を知っても、対象外となってしまいます。
また、申し込んだとしても自治体の審査が完了する前に工事を始めないようにしましょう。
遮熱塗装ができないパターンもある?
光熱費の節約を考えて「遮熱塗料」を使用すると省エネ対策となり助成金や補助金の対象になりますが、実は住宅によってはおすすめできないケースがあります。「遮熱塗料」は太陽光を反射する機能があるため、室内温度が低くなりエアコンの使い過ぎを防いで光熱費の節約につながります。
しかし、冬場も太陽の光を遮ってしまうため「室内が寒くなりやすい建物」に使用すると冬の光熱費が余分にかかってしまいます。
ご自身の家に「遮熱塗料」が適用できるかどうかは、プロの塗装業者に相談してみましょう。
外壁塗装の助成金や補助金を受け取る流れとは?
外壁塗装の助成金・補助金を受け取るための手順は、自治体や混雑状況によって異なりますが、一般的な手続きの流れとしては次の通りです。申請に必要な書類
申請書類を用意し、自治体に提出します。一般的に必要とされる主な書類は下記のとおりです。●申請書
●外壁塗装業者との契約書
●施工前の建物の写真
●使用する塗料の性能を証明するカタログ等
また、申請を施工業者が代理で行うときには「委任状」も必要になります。
申請から交付決定までの期間は、自治体によっては1か月くらいかかることもあります。
申請書類に不備があると、手続きが遅れ、場合によっては助成金や補助金を受け取れなくなってしまう可能性がありますので、手続きは早めに進めていきましょう。
事前に市町村に確認をする
まずは、事前にお住まいの地域の自治体のサイトや検索サイトなどを使って利用可能な助成金や補助金を確認しておきましょう。補助金を使えるのか業者に確認する
自治体によっては使用する塗料の種類が細かく指定されていることもあり、判断がつかないこともあります。専門的な情報が必要な場合は工事を依頼する業者に相談しながら確認しておくと安心です。
工事着工
助成金や補助金の申請は、工事着工前に行う必要があります。工事に関する書類だけでなく、自治体によっては下記のような書類の提出が必要になることもあります。
●建物の所有者を証明する登記事項証明書
●税金に未納がないことの証明する納税証明書などの書類
●住民票
●住宅の平面図・見取り図
申請が遅くならないためにも、工事を依頼する業者とも確認しながら必要な書類は早めにそろえ、申請時に不備のないようにしておきましょう。
工事完了後に補助金受け取り
申請が受理されると2週間〜1カ月程度で自治体からの承認通知が届き、いよいよ工事開始です。なお、工事前の建物の写真や工事中の写真が求められることがあるため、業者に依頼してこまめに撮影しておきましょう。
工事が完了したら、工事完了報告書や請求書、施工後の建物の写真を用意して、自治体に提出します。
必要な書類については業者が詳しいので、連携を取りながら必要書類を用意して、すみやかに提出できるように準備しましょう。
書類提出後、自治体が「完了検査」を行い、審査に通過すれば助成金や補助金が交付されます。審査が終わるまでの期間は、おおむね2週間〜1ヶ月程度となります。
助成金・補助金を使えなくても、塗装費用を安く抑えられる?
自治体によっては、申請可能な助成金や補助金の制度がすでに終了している場合があります。そんなときでも、塗装工事の費用を安く抑えられる可能性がありますので、以下の内容を参考に確認してみてください。
火災保険が適用できる
外壁塗装には、火災保険が適用できるケースがあります。認められるケースとしては、外壁の劣化が「落雷・風災・ひょう・雪災など自然災害によるもの」だと認められた場合です。「経年劣化による塗装」は保険対象外になりますが、「漏水」や「いたずら・不注意」によって破損したというケースは、火災保険ではなく「住宅総合保険」で補える可能性がありますので、加入している保険の内容を確認してみてください。
複数の塗装業者に見積りを依頼
同じ広さ・塗料でも、業者によって費用が数十万円単位で変わることがあります。複数業者に見積もりを依頼し、費用を比較することで安く抑えられるケースがあるでしょう。
なお、見積書は金額の比較だけに使うのではなく、費用の内訳までしっかりと確認しましょう。値段の安い業者の中には、必要な工程をカットした手抜き工事を行うところもあります。
そういった業者の工事では、塗装が長持ちせず次の塗装時期が早まることで結果的に費用が余分にかかってしまうことになります。
業者によっては、見積もりに併せて補助金手続きのサポートや予算に合わせるために工夫を凝らした提案をするなど丁寧なところもあります。
見積もりを確認しながら最も納得のいくプランを提供してくれる業者を選びましょう。
外壁塗装は補助金がでることも!ヤネプロにご相談ください
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