リフォーム会社に屋根の修理を依頼してはいけないわけではありませんが、リフォーム会社には屋根職人が社員やスタッフとして在籍していることはほとんどないため、中間マージンが発生して工事が高くなるというデメリットが発生してしまいます。
屋根工事に限らず、リフォーム会社の場合は施工を下請け業者に依頼するため、純粋な工事費用に自社の利益を上乗せしてお客さんに請求を行います。場合によっては下請けの下請けである孫請けに依頼することになって、工事費がより高くなってしまうこともあるのです。
それならリフォーム会社は必要ないのでは？と考える方も出てくると思いますが、屋根以外の工事も一緒に依頼する場合は、リフォーム会社なら工事全体を管理してくれるので、スムーズに工事が進むことになります。
中間マージンをかけないために、自分たちで別々の工事業者を探して依頼しても構いませんが、そうなると工事全体の管理が難しくなり、余計な追加費用などが出てしまうリスクも生じてしまいます。
屋根の修理だけを依頼するなら、信頼できる専門の修理会社へ依頼することをおすすめします。そうするとリフォーム会社とは違って屋根専門の職人に直接対応してもらえるので、現場調査と実際の施工の食い違いなども起こりにくくなり、工事もスムーズに進むことになります。
質問などに対してもその場で詳しく説明してもらうことが可能で、直接自分たちで施工することを確認すれば、中間マージンもかかりません。
ただし、屋根工事業者の中には悪徳業者も存在していて、適当な工事をして高額な修理費用を請求されるようなことも全国各地で起きているので、実績があり口コミなどでの評判の良い業者を探して依頼してください。